事実上のPFP最強決定戦はウォードが制す!!他ボクシング情報
年末のマッチメークも決まってきて盛り上がってきたボクシング業界。
国内のマッチメークもサプライズがありましたが、まずはこちらから触れたいと思います。
ついに実現した事実上のPFP最強決定戦!!
セルゲイ・コバレフ VS アンドレ・ウォード 今年一番のカードですね。
本当に実現したよ。このカード発表された時はなんだかんだで流れると思っていたのですがヾ(;´▽`A``
どちらもキャリアを重ねてボクサーとして円熟期に入って今が一番といえる時に実現しました。
どちらも無敗。試合内容も前評判に負けない大接戦となりました。
自分の予想はウォードの判定勝ち。でもコバレフに勝ってほしい。そんな感じですw
序盤はコバレフがプレッシャーを掛けていきます。
1ラウンドに相打ちの左でウォードが大きくよろめくシーンもありました。
そして2ラウンドにウォードの素早い左、踏み込んでからの右に対して、
なんとコバレフが右を合わせてカウンターでヒットとなりダウンを奪いました!!いや、鳥肌モンですよ。
コバレフって強靭なフィジカルとパワーばかりに目が行きがちですが、やっぱりテクニックも凄い。
ポストメイウェザーと呼ばれている屈指のテクニシャン、ウォードからカウンターでダウンを奪うとは・・・
ウォードはプロ初のダウンですね。まさかこんな光景が見られるとは。
ウォードは明らかに効いています。このダウンの影響で前半は大きくポイントを失ったでしょう。
ただコバレフも仕留め切れませんでした。
ウォードが徐々に息を吹き返してきて反撃の狼煙を上げたのは5ラウンドぐらいからでしょうか。
徐々にコバレフの圧力とタイミングに慣れてきて鋭い左とボディをきめてコバレフを削り始めます。
でもコバレフも時折強い左をヒットさせてなかなかペースをつかませません。
どっちにポイントを振るべきか非常に難しいラウンドが続きます。
終盤、ちょっとコバレフが疲れてきたか。ウォードは逆に動きにキレが増していきます。
ボディも効いてきて終盤はウォードが主導権を握っていたと思います。
大激戦の上、判定となりました。結果は・・・
ジャッジ3人とも114-113でウォード勝利。PFP最強決定戦はアンドレ・ウォードが制しました。
うーーーん、自分の採点では114-113でコバレフでした。
ネット上でもコバレフ勝利と観ていた方が多かったみたいです。
ただ解説の飯田覚士さんは114-113でウォードとしていたみたいで、
プロの視点からだと僕らには判らないようなところがあったのかもしれませんね。
判定も物議を醸し、コバレフも試合後インタビューで不満たらたら(⌒_⌒;
たしかにコバレフの言うとおりジャッジが三人ともアメリカ人と言うのはおかしいですね。
思うにダイレクトリマッチ込みの興行だったのじゃないかと・・・
これだけのカードを1戦で終わらせるよりも、判定に物議を醸させ、次戦を因縁の一戦に仕立て上げる。
パッキャオVSブラッドリー1回目でも同じようなことが言われていました。
まあ、今回はウォードの勝ちでもそこまでおかしいジャッジでは無いですがね。
でも再戦したら正直ウォード有利かな。7ラウンド以降はコバレフの動きに完全に対応してましたし。
ロイジョーンズの真似して右手を大きくグルット回したところに
コバレフの左をもらった時はちょっと笑ってしまいましたがw
まあ、2人とも再戦には乗り気だし、恐らく先にも述べたとおりダイレクトリマッチ込みの契約だと思うので
来年の春~夏ぐらいには再戦が実現しそうですね。
ウォードは嫌いな選手ではないのですが、こうなるとやっぱりコバレフを応援してしまいますw
さて、国内の話題に。
まず、自分的に一番のサプライズ!
なんとリー・ハスキンスが日本に来ます。相手は大森将平選手。
いや、まさかまさかの展開ですよ。ボクシング大国イギリスのバンダム級チャンピオンが
わざわざ日本に来てくれるとは思わなかった(⌒_⌒;
どうせなら山中選手との試合が見たかったよ~
さて、リゴンドー以来の大物来日となりますが、このリーハスキンスと言う選手。
どんな選手かと一言でいいますと劣化版ナジーム・ハメドです。
凡人がハメドの真似をしたらこんなになっちゃうのかなって感じ。
いや、凡人は失礼ですよね。仮にもチャンピオンなんですから凡人なはずが無い。
ただ私的な評価としてはかなり低い。ぶっちゃけ穴チャンピオンだと思っています。
ハメドはかわす動作から攻撃まで一連となっていて体重が乗っていて高い攻撃力をもっていましたが、
ハスキンスは低いKO率が表すとおり、攻防一体となっていません。
かわす動作からパンチを出しても体重が乗っていないのであまり効かせられない。
そして無駄な動きが多い分、大抵の試合では後半は失速します。
つーか、岩佐選手はなんでこんなのに負けたんだorz
と言う感じでボロクソ書いていますが、実際に山中選手なら問題なく勝てると思っています。
サウスポーであることは懸念しなければなりませんが、
ハスキンスが得意な距離は中間距離でばっちり神の左と距離感が合います。
間違いなくモレノよりは弱いはず。
とまあ話がそれましたが、対するは大森翔平選手。
山中2世と期待され、同じく左を得意としている若手のホープです。
破竹の勢いで連勝を重ねていましたが、
昨年に後のバンダム級チャンピオンとなるマーロン・タパレス選手に2ラウンドKO負けしています。
オーバーハンド気味の左フックをまともにもらうなど、ちょっとディフェンスに難がある感じですね。
でも再起戦から2連続のKO勝利を重ね、この敗戦が糧となっていると思いたいです。
ちなみにタパレス選手は年末に井上兄弟、弟の拓真君が挑戦する予定でしたが、
拳の怪我と言うことで流れました。怪我の多い兄弟ですね(⌒_⌒;
こうなると練習方法に問題があるのではないかと疑いたくなりますね。。
それにしても今回のハスキンスのファイトマネーは6千万とか。
正直、正気かTBS!?って感じです。この穴チャンピオンにそんな大金払う価値無いぞ。
この中からハスキンスの取り分がいくらか知らないですが、自国での試合3~4試合分ぐらいに匹敵しそう。
しかもダイレクトリマッチ込みの契約で、
大森君が勝った場合はホームのイギリスで4月10日までにリマッチをする契約だとか。
こうなると大森君は実質2回勝たないとなりません。そりゃ日本に来るよな、こんな美味しい契約。
なめ腐ってんな~(´-ω-`;)
大森君!!やっておしまいなさい!!(`・ω・´)
さて、井上君や井岡君など他の試合にも触れたかったのですが、
長くなってしまったんで今日はこの辺で。
国内のマッチメークもサプライズがありましたが、まずはこちらから触れたいと思います。
ついに実現した事実上のPFP最強決定戦!!
セルゲイ・コバレフ VS アンドレ・ウォード 今年一番のカードですね。
本当に実現したよ。このカード発表された時はなんだかんだで流れると思っていたのですがヾ(;´▽`A``
どちらもキャリアを重ねてボクサーとして円熟期に入って今が一番といえる時に実現しました。
どちらも無敗。試合内容も前評判に負けない大接戦となりました。
自分の予想はウォードの判定勝ち。でもコバレフに勝ってほしい。そんな感じですw
序盤はコバレフがプレッシャーを掛けていきます。
1ラウンドに相打ちの左でウォードが大きくよろめくシーンもありました。
そして2ラウンドにウォードの素早い左、踏み込んでからの右に対して、
なんとコバレフが右を合わせてカウンターでヒットとなりダウンを奪いました!!いや、鳥肌モンですよ。
コバレフって強靭なフィジカルとパワーばかりに目が行きがちですが、やっぱりテクニックも凄い。
ポストメイウェザーと呼ばれている屈指のテクニシャン、ウォードからカウンターでダウンを奪うとは・・・
ウォードはプロ初のダウンですね。まさかこんな光景が見られるとは。
ウォードは明らかに効いています。このダウンの影響で前半は大きくポイントを失ったでしょう。
ただコバレフも仕留め切れませんでした。
ウォードが徐々に息を吹き返してきて反撃の狼煙を上げたのは5ラウンドぐらいからでしょうか。
徐々にコバレフの圧力とタイミングに慣れてきて鋭い左とボディをきめてコバレフを削り始めます。
でもコバレフも時折強い左をヒットさせてなかなかペースをつかませません。
どっちにポイントを振るべきか非常に難しいラウンドが続きます。
終盤、ちょっとコバレフが疲れてきたか。ウォードは逆に動きにキレが増していきます。
ボディも効いてきて終盤はウォードが主導権を握っていたと思います。
大激戦の上、判定となりました。結果は・・・
ジャッジ3人とも114-113でウォード勝利。PFP最強決定戦はアンドレ・ウォードが制しました。
うーーーん、自分の採点では114-113でコバレフでした。
ネット上でもコバレフ勝利と観ていた方が多かったみたいです。
ただ解説の飯田覚士さんは114-113でウォードとしていたみたいで、
プロの視点からだと僕らには判らないようなところがあったのかもしれませんね。
判定も物議を醸し、コバレフも試合後インタビューで不満たらたら(⌒_⌒;
たしかにコバレフの言うとおりジャッジが三人ともアメリカ人と言うのはおかしいですね。
思うにダイレクトリマッチ込みの興行だったのじゃないかと・・・
これだけのカードを1戦で終わらせるよりも、判定に物議を醸させ、次戦を因縁の一戦に仕立て上げる。
パッキャオVSブラッドリー1回目でも同じようなことが言われていました。
まあ、今回はウォードの勝ちでもそこまでおかしいジャッジでは無いですがね。
でも再戦したら正直ウォード有利かな。7ラウンド以降はコバレフの動きに完全に対応してましたし。
ロイジョーンズの真似して右手を大きくグルット回したところに
コバレフの左をもらった時はちょっと笑ってしまいましたがw
まあ、2人とも再戦には乗り気だし、恐らく先にも述べたとおりダイレクトリマッチ込みの契約だと思うので
来年の春~夏ぐらいには再戦が実現しそうですね。
ウォードは嫌いな選手ではないのですが、こうなるとやっぱりコバレフを応援してしまいますw
さて、国内の話題に。
まず、自分的に一番のサプライズ!
なんとリー・ハスキンスが日本に来ます。相手は大森将平選手。
いや、まさかまさかの展開ですよ。ボクシング大国イギリスのバンダム級チャンピオンが
わざわざ日本に来てくれるとは思わなかった(⌒_⌒;
どうせなら山中選手との試合が見たかったよ~
さて、リゴンドー以来の大物来日となりますが、このリーハスキンスと言う選手。
どんな選手かと一言でいいますと劣化版ナジーム・ハメドです。
凡人がハメドの真似をしたらこんなになっちゃうのかなって感じ。
いや、凡人は失礼ですよね。仮にもチャンピオンなんですから凡人なはずが無い。
ただ私的な評価としてはかなり低い。ぶっちゃけ穴チャンピオンだと思っています。
ハメドはかわす動作から攻撃まで一連となっていて体重が乗っていて高い攻撃力をもっていましたが、
ハスキンスは低いKO率が表すとおり、攻防一体となっていません。
かわす動作からパンチを出しても体重が乗っていないのであまり効かせられない。
そして無駄な動きが多い分、大抵の試合では後半は失速します。
つーか、岩佐選手はなんでこんなのに負けたんだorz
と言う感じでボロクソ書いていますが、実際に山中選手なら問題なく勝てると思っています。
サウスポーであることは懸念しなければなりませんが、
ハスキンスが得意な距離は中間距離でばっちり神の左と距離感が合います。
間違いなくモレノよりは弱いはず。
とまあ話がそれましたが、対するは大森翔平選手。
山中2世と期待され、同じく左を得意としている若手のホープです。
破竹の勢いで連勝を重ねていましたが、
昨年に後のバンダム級チャンピオンとなるマーロン・タパレス選手に2ラウンドKO負けしています。
オーバーハンド気味の左フックをまともにもらうなど、ちょっとディフェンスに難がある感じですね。
でも再起戦から2連続のKO勝利を重ね、この敗戦が糧となっていると思いたいです。
ちなみにタパレス選手は年末に井上兄弟、弟の拓真君が挑戦する予定でしたが、
拳の怪我と言うことで流れました。怪我の多い兄弟ですね(⌒_⌒;
こうなると練習方法に問題があるのではないかと疑いたくなりますね。。
それにしても今回のハスキンスのファイトマネーは6千万とか。
正直、正気かTBS!?って感じです。この穴チャンピオンにそんな大金払う価値無いぞ。
この中からハスキンスの取り分がいくらか知らないですが、自国での試合3~4試合分ぐらいに匹敵しそう。
しかもダイレクトリマッチ込みの契約で、
大森君が勝った場合はホームのイギリスで4月10日までにリマッチをする契約だとか。
こうなると大森君は実質2回勝たないとなりません。そりゃ日本に来るよな、こんな美味しい契約。
なめ腐ってんな~(´-ω-`;)
大森君!!やっておしまいなさい!!(`・ω・´)
さて、井上君や井岡君など他の試合にも触れたかったのですが、
長くなってしまったんで今日はこの辺で。